総合研究大学院大学 文化科学研究科 文科・学術フォーラム 2008

ワークショップ

ワークショップ

趣旨及び内容

グループに分かれ、選出されたポスターごとに議論した。
ポスター発表でわかりにくかった点や他分野から見て魅力的な点などについて、発表者を交えて話し合った。
その後、発表者に、議論をふまえて全体の前でプレゼンテーションをしていただいた。
そして再び投票によりベストプレゼンテーション賞を選出した。

タイムテーブル

13:00~13:05
ワークショップの説明
13:05~13:50
各グループでの議論
13:50~14:25
発表者による再プレゼンテーション
14:25~14:35
投票
14:35~14:45
休憩
14:45~14:50
学生による感想
14:50~15:10
表彰式
17:10~18:00
総合討論

優秀賞受賞者

ベスト
プレゼンテーション
賞受賞者
有珠4遺跡出土ガラス玉の自然科学分析
新免 歳靖
発掘調査と地域住民との関係―ペルー・インガタンボ遺跡の発掘―
山本 睦
祇園会の近世的変容-神輿周辺描写を中心に-
西山 剛
「比叡山不断経縁記」―末法の比叡山―
七田 麻美子
『枕草子』と『賦譜』に関する一考察
張 培華

(敬称略)

まとめ

今回は、各々の研究成果であるポスター発表をクローズアップしたい、多分野による積極的な議論を交わす場を設けたい、という意図からこのようなワークショップを提案した。ポスターの表彰や、ポスター発表と連動したワークショップの実施は、これまでになかった新たな試みであった。そのため、表彰の評価基準が曖昧であったり、ワークショップの目的自体を参加者に伝えきれなかったりと至らない面もあったが、ポスター発表の重要性は十分にアピールできたと考える。 学際的な研究が求められる今日、研究者には他分野の研究者とともに新たな研究を切り開き、かつそれを魅力的なプレゼンテーションをもって広く発信していく能力が必要とされている。今回の試みが学際的な交流やプレゼンテーション能力の向上につながる機会となったならば幸いである。