総合研究大学院大学 文化科学研究科 学術交流フォーラム2011

平成23年度文科学術フォーラム開催趣旨

 今年度の学術交流フォーラムは、昨年度の評価と反省を踏まえて、これまで以上に学生主体の事業となるよう工夫が施されています。従来どおり学生の口頭発表がなされるほか、ポスター発表でも学生の研究の成果報告あるいは中間報告を中心としました。さらに新しい試みとして、教員によるシンポジウムに引き続き、シンポジウム参加教員を核として学生のグループを構成し、グループごとのフリー・ディスカッションを行うワークショップを企画しました。シンポジウムのテーマは「日本の中の世界、世界の中の日本」です。斬新な発想と堅実な方法論に裏打ちされた教員の発表から、学生諸君がどんな研究の糸口をつかみ、どんなアイデアを引き出すか、それが見どころになります。
国際日本研究専攻長 戸部良一