総合研究大学院大学 文化科学研究科 学術交流フォーラム2011

シンポジウム

シンポジウム

日本の中の世界、世界の中の日本

趣旨及び内容

 このシンポジウムは、「日本の中の世界、世界の中の日本」というテーマで、過去・現在・未来の視点から世界の中に 日本文化を新たに位置づけるとともに、日本の中にある世界を捉える視座を浮かび上がらせようとするものです。これは、「日本」とそれ以外の「世界」を二分して考えるのではなく、文化の流動、変容、越境を捉えようとする試みです。「研究」には、堅苦しいイメージがありますが、実は、おもしろさやわくわく感を伴っているので、各専攻の立場から、研究の「おもしろさ」を発信し共有していくことも狙っています。その中で、研究が研究者にとって個人的・学問的におもしろいだけではなく、それが社会や世界という広がりを持っていることを考える機会になることを期待しています。

講演者一覧

日本の中のニッケイ、世界の中のニッケイ
[ 比較文化学専攻 教授 ]中牧 弘允
日本のタヌキと世界のネコ
[ 国際日本研究専攻 教授 ]井上 章一
交易品を美術史からみる
[ 日本歴史研究専攻 教授 ]日高 薫
計量分析による日米メディアの比較
[ 日本文学研究専攻 准教授 ]野本 忠司

講演内容