ポスター発表

ポスター発表

趣旨及び内容報告

 本年度学術交流フォーラムでは、文化科学研究科外からのポスター2枚を含む、合計23枚のポスター発表が行われました。
 キャンパスが各地に散らばる総研大にとって、各専攻の学生、教員間の交流は大きな意義を持ちます。ポスター発表は、それぞれがそれぞれの研究について1枚のポスターを用いて発表し、その場で意見交換を行います。この点から考えれば、ポスター発表は、学生、教員間の交流の機会が最も多く生まれるプログラムと言えるかもしれません。
 ポスターは、一般来館者も見学が可能な1階エントランスホールに両日掲示され、発表者による発表は1日目に1時間行われました。各ポスターの前では、専攻、研究科、学生、教員の枠を越えて活発な議論が行われました。
 なおウェブで公開されているものは、予稿集原稿です。若干の修正が加えられている場合があります。

学生企画委員
春藤献一

発表者

自然葬における追悼行為 ―死者の自己実現と生者の自己回復をめぐる葛藤―
[ 地域文化学専攻 ]金 セッピョル
The Research Cooperative, a social network for better research communication
[ 比較文化学専攻 准教授 ]Peter J. Matthews
パコパンパ遺跡出土土器の3Dデータベースの構築
[ 比較文化学専攻 ]中川 渚
近海カツオ漁における海を歩く知識
[ 比較文化学専攻 ]吉村 健司
和辻哲郎のグローバル倫理学
[ 国際日本研究専攻 ]アントン・セビリア
日本における諸科学の編成と基礎概念の検討:文理融合研究の有効性を探る
[ 国際日本研究専攻 教授 ]稲賀 繁美
[ 国際日本研究専攻 名誉教授 ]鈴木 貞美
海賊史観による世界史の再構築にむけて
[ 国際日本研究専攻 教授 ]稲賀 繁美
近世日本養生論における音楽療法思想の特徴
―竹中通庵『古今養性録』及び貝原益軒『養生訓』を中心に―

[ 国際日本研究専攻 ]光平 有希
東国における中世後期集落の一類型 ―屋敷地が散在する集落について―
[ 日本歴史研究専攻 ]永越 信吾
観相資料の学際的研究
[ 日本文学研究専攻 准教授 ]相田 満
視覚障害者と共に古写本『源氏物語』を読むための試み
[ 日本文学研究専攻 教授 ]伊藤 鉄也
和歌山県友ヶ島におけるタイワンジカの遺伝学的解析
[ 生命科学研究科 遺伝学専攻 ]松本 悠貴
ルロ祭に見られる民間信仰と仏教の対立 ―ワォッコル村の事例から―
[ 地域文化学専攻 ]チョルテンジャブ
変革する「隔離の島」国立療養所
―「偏見・差別の歴史」から人権を学ぶ場へ―

[ 地域文化学専攻 ]池永 禎子
Linguistic diversity of cultivated taro (Colocasia esculenta) and other aroid species among Formosan tribes in Taiwanq
[ 比較文化学専攻 ]Tsai Kun-Chan
自然災害後博物館の役割 ―台湾の小林文物館を例として―
[ 比較文化学専攻 ]呂 怡屏
A Pirot Study of the ‘Third Sector’ in China’s Offshore Civil Society-Hong Kong : In the case of the Mapopo’s Community Farm
[ 比較文化学専攻 ]RUAN LI
東亜聯盟運動と朝鮮・朝鮮人 ―日中戦争期を中心に―
[ 国際日本研究専攻 教授 ]松田 利彦
考古遺跡のドキュメンテーションに関する基礎的研究
[ 国際日本研究専攻 ]宇佐美 智之
1973年「動物管理法」における立法運動の役割
―日本動物愛護協会機関紙調査報告―

[ 国際日本研究専攻 ]春藤 献一
浮世絵を研究するために ―役者見立絵の考証を中心に―
[ 日本文学研究専攻 教授 ]山下 則子
松代藩における家老御用部屋記録の研究 ―執務日記とその周辺―
[ 日本文学研究専攻 准教授 ]太田 尚宏
ヘリカル型プラズマ実験装置LHDにおける軟X線検出器の開発
[ 物理科学研究科 核融合科学専攻 ]坂東 隆宏