口頭発表

口頭発表

趣旨及び内容報告

 口頭発表セッションは、文化科学研究科の異なる分野の研究内容を、自分の研究の今後の糧とすることを目的とすると共に、全く違う分野の人に自分の研究分野の方法及び意義をわかりやすく伝える練習と、この場が研究を通じた交流の広がりに繋がることを目的とします。

 今回は、国立民族学博物館、国際日本研究、日本歴史研究、メディア社会文化、日本文学研究の各基盤機関・専攻から6名の研究員・学生が2会場に分かれて口頭発表を行いました。普段の学会や研究会より質疑応答の時間を長めに設置し、また、事前にひとつの発表につき、クジ引きでコメンテーターを2名選んで、各専攻の先生方・学生の皆様からたくさんのご質問・ご意見を頂きました。発表者にとっても、参加の皆様にとっても、専攻の壁を越えた有意義な討論になったと思います。

学生企画委員 黄昱

発表者:第3セミナー室

13:20~14:00
「ペルー北海岸における考古遺産の研究」
[ 国立民族学博物館外来研究員 ]サウセド・セガミ・ダニエル・ダンテ

質疑応答

14:00~14:40
「台所と食に関するプロトタイプの中のモノに見る高度成長期日本の「生活」と「身の回り」―女性用家庭百科を例に―」
[ 国際日本研究専攻 ]大石 真澄

質疑応答

14:40~15:20
「戦没者慰霊におけるマリア観音の諸相―グアム島・サイパン島の事例を中心に―」
[ 日本歴史研究専攻 ]君島 彩子

質疑応答

発表者:第5セミナー室

13:20~14:00
「大正期の憲法学者としての筧克彦の位置づけについて」
[ 国際日本研究専攻 ]西田 彰一

質疑応答

14:00~14:40
「教科指導におけるICT活用に影響を与える要因に関する事例研究」
[ メディア社会文化専攻 ]中尾 教子

質疑応答

14:40~15:20
「日本近現代文学における「観相」言説研究へのアプローチ―「観相」は「科学」なのか―」
[ 日本文学研究専攻 ]屋代(高野) 純子

質疑応答